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2012/02/17

ホッタラケの島 ~遥と魔法の鏡~



公開年:2009年
監督:佐藤信介
キャスト:綾瀬はるか
沢城みゆき
松元環季

<あらすじ>
遥(綾瀬はるか)は、16歳の高校生。

幼い頃に母親が死んでしまい、母の代わりに家事をこなすしっかり者。
父親はそんな遥に頼りきりで、遅くにならないと帰れないほど忙しい毎日を送っている。
ある日、遥は母から聞いた「お稲荷さんに頼むとほったらかしにした物を返してもらえる」という絵本をなぞり、お稲荷さんに母の手鏡を返してもらうようお参りに行く。
そこでホッタラケ収集をしている狐を見つける。
興味を持った遥が後を追っていくとホッタラケの島に迷い込んでしまうのだった。
果たして、母の手鏡は返してもらうことが出来るのだろうか。

全体的にカラフルで可愛らしい雰囲気の映画でした。
そう、女の子のための映画だったかも?

ホッタラケの島には人間がほったらかしにした物が集められていて、電車(?)の座席が本だったり、サーフボード葺きの屋根だったり、缶ビールの煙突があったり、面白い世界観でした。

この世界だと鏡には神が宿るとかで、魔力を秘めているという設定なんですね。
で、この島の権力者である“男爵”ってのが鏡を集めて何かを企んでいるわけです。
その中に遥の母の手鏡があるのですよ。

手鏡ついてですが、「その手鏡は元々男爵が持っていたが何者かに盗まれた」というセリフがあります。

その辺の伏線が回収されず、なんともモヤモヤしてしまうのは私だけでしょうか。

誰が盗んだのか、そもそも本当に男爵の持ち物だったのか。
手鏡は特別な鏡って感じでもなかったしなぁ…?

僕としては、男爵が実はヒトっていう「オズの魔法使い」的な展開を期待していたんですが、残念ながら外れ。
コテコテすぎですかねw

おすすめポイントとしては、コットンですね。
遥が大事にしていたというぬいぐるみなんですが、まぁ、これがかわいい。
まじラブリーです。

しかし、ぬいぐるみばっか出てくるのはどういう事だ。
ロボットは!?
変形ロボットや、超合金ロボが出てきてもおかしくないはず!
男の子のおもちゃが出てきても良いと思うだけどなぁ。

ここから映像的な面。
背景が2Dっぽくなったり、3Dっぽくなったりするのでちょっと統一して欲しかったな。
ちょっと違和感を感じました。
分けるにしても、現実世界だけ2Dっぽい背景とかにしても良かったと思うんだけど・・・。
あとは、口の動きと声が合っていないような。
いや、声優さんの問題ではなく、「う」や「お」の口が無かったような気がします。
素人目なのではっきりとはいえませんが。


まぁ、何はともあれ、ファミリー映画として大人も子どもも楽しめる作品です!
細かいことはいいんだよ!
すっきり出来れば問題なし!!

おすすめ度:★★☆

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