<あらすじ>
元警察官の梶聡一郎(寺尾聰)は、アルツハイマーの妻、啓子(原田美枝子)を殺したと自首する。
殺害方法、動機は正直に話す梶であったが、殺害から出頭してくるまでの2日間について話そうとはしない。
彼が話そうとしない真実、そこには妻、白血病で亡くなった息子への想いがあった。
泣ける映画ではありましたが、泣ける映画にする必要は無かったなと思います。
論点としては、「殺してくれ」と頼まれて殺したのは「優しさ」なのかって所だと思うんですよね。
そこだけをクローズアップするべきだったのでは?
梶の2日間なんてものは、はっきり言って別にどうでも良い話です。
原作は読んでませんが、たぶん、原作に忠実に作りつつ、監督の想いが混じった結果、中途半端になったのかな、と。
嘱託殺人、介護問題、骨髄ドナーの少なさ、色々な問題が扱われてるので深い映画です。
考えさせられる映画ではあったけど、お涙頂戴になったせいでチープな作品になった気がします。
いや、面白かったんですけどね。
まぁ、見る人の感性なのかな。
ところで、白血病といえば僕のなかでは「絶体×絶命 」っていうマイケル・キートンの映画なんですが、まぁ、どうでも良いですね。
おすすめ度:★★☆
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